楽しく運動、楽しくトレーニング

私たちNPO法人ゼロスポーツコミュニケーションが目指しているものは、文字通り『すべてのスポーツ、すべての子供たちに』運動を好きになってもらいたい、今行っているスポーツをさらに伸ばしてもらいたいと思っています。
そのために、今の子供たちの運動不足あるいは、特定スポーツのみ行うことからくる特定身体部位のオーバーワークの防止、普段の生活では、得ることのできない身体の使い方、色の大切さなどをスクールを通して学んでもらい、人との関わり、自然との関わりなどあらゆる体験を子供たちにしてもらうことを考えています。
その中で、スクールとして3つの運動能力(敏捷性・調整力・柔軟性)を意識して行っていきます。

敏捷性(アジリティ)

(写真と本文は関係ありません)アジリティ(Agility)を辞書を調べると、『機敏。軽快。敏捷さ。鋭敏さ。』という意味になります。敏捷さを高めるトレーニングをアジリティトレーニングといいます。これは、方向転換・ストップなどの動きの中でスピードを発揮できる能力です。また、方向転換・ストップなどの動きに必要な、バランストレーニングも併せて行い、あらゆるスポーツ、運動へも応用可能な運動能力を養うことを目指します。

調整力(コーディネーション)

(写真と本文は関係ありません) コーディネーショントレーニングとは、いわゆる『運動神経』を高めるトレーニングです。身体の動かすためには、いくつかの神経や筋肉が一緒に動き、その運動の目的にあった調整が必要です。
そのためには、神経系の発達が一番盛んな小学校3年生からの積極的な刺激が必要になります。そこで、コーチネーショントレーニングを通して、目で見たことを素早く身体の動きに伝達させるために「運動神経」をよくすることを目的とします。また、コーディネーショントレーニングには運動神経だけではなく、集中力の向上などにも効果がある場合があります。

柔軟性(ストレッチ)

(写真と本文は関係ありません) ストレッチは耳なじみのある運動になりますが、正しく行われているか、あるいは、運動前と運動後にも行っているかという点があります。また、今の子供たちは、外遊びの減少、特定種目のみの運動により、動かさないことによる筋力の低下と間接部位の柔軟性の欠如、特定筋肉のオーバーワークによるスポーツ障害などが見受けられます。
そこで、ストレッチをトレーニング前後に行うことで保つことを目指します。特に、10歳を過ぎた頃から柔軟性は落ちてきます。ケガなどを予防する意味でも柔軟性を保つことが必要になります。